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フェアプレイ [雑記]

 結局、ベルマーレは1年でJ2に降格することになりました。
昨年、このブログに順位表を貼り付けてから、
機を同じくして成績が降下していったため、
今年は当初より順位表はおろか、順位が上がってくるまで
話題にするのは止めていたわけですが、
その甲斐もなく、
早くから降格圏に入ったまま、抜け出すことも出来ず、
最下位でシーズンを終了することとなりました。
残念です。

 昨日、JリーグMVPの発表とともにフェアプレー個人賞の発表もあったが、
サンフレッチェ広島の槙野智章という選手が受賞した。
この選手が受賞スピーチの時、J2から昇格する3チームのチーム名を挙げ、
お節介にも「1年でJ2に戻らないように頑張りましょう」などと発言している。
余計なお世話だ。偉そうに。
この選手はパフォーマンスが有名な選手のようで、その言動が注目を集めている。
フェアプレー個人賞の概要に
「原則として、J1リーグ戦において警告・退場処分を受けていない選手の中から、
マッチコミッショナー報告書の評価を参考にし、選考委員会にて決定する。」
となっている。
別に通算出場時間で、あるいは最多出場試合数の選手でということでもないようで、
リストの中で注目される選手だから選出された、
いわば広告のための選出だったのではなかろうか。
そうでなければこのような無神経な発言をする選手がフェアプレーの名の付いた、
しかも高松宮杯が下賜されるというこの賞にふさわしいはずがない。
真のフェアプレーのできるスポーツマンを選出してもらいたいものだ。

 もっとも、Jリーグ機構にフェアーなジャッジは期待できない。
大宮アルディージャが入場者数の水増しを行っていた。
始末書提出と制裁金2000万円が課せられたようであるが、
J2降格とかポイント剥奪等の制裁は課せられなかった。
プレーをしている選手は今回の件とは関係ないので、
そこまで重い罰則は適用しないということらしい。

 J2の下のJFLのFC町田ゼルビアというチームをご存じだろうか。
JFLのチームがJ2に昇格するための条件が3つあるそうで、
 • Jリーグ準加盟制度にのっとって、Jリーグ準加盟チームとしての承認を受ける。
 • JFLリーグ戦で4位以上の成績を残す。
 • Jリーグ側から(設備面、経営面等に関する)審査を受け、それに合格する。
これら全てに合致しなければ昇格することが出来ない。
このうちゼルビアは上の2つはクリアしたが、
一番下の審査に合格できずリーグ戦中にもかかわらず
9月初旬には来季昇格見送りがチームより発表された。
スタジアムの設備面の不備が理由ということだ。
選手は昇格を目指し必死に戦って、昇格が出来ないと解っても、
みごと3位でリーグを終了している。

 Jリーグは地域密着を謳っているが、今のご時世、主に地方自治体が主体となる
スタジアム建設もしくは改修など簡単にできるはずもなく、
その辺を考慮して、もう少し弾力的な審査ができないものだろうか。

 J1チームの「不正」には弾力的な対応をしたのだから。


こちらの方が「フェアプレー」なのでは?
(11月20日グランパス優勝後、ベルマーレのホーム平塚競技場にて)









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