午前０時の短い逢瀬

先日、日本航空が会社更生法を申請した。
幸いに家族、親族に関係会社に就いているものも無く、
どうなろうと関係は無い。
しかし唯一つ、気がかりなことがある。

　最近はJR東の方のお世話になっていて、
一時期ほどJALの方は利用していない。
以前は毎日のようにお世話になっていたが、
シンパシーは昔、週一度のお付き合いだった
ANA（当時は全日空）の方に感じている。

　実際に飛行機、夜行列車を利用しているような身分なら
似合うセリフだろうが、
私を知っている人から見ると「？」となるだろう。
「コイツは一体何の事を言っているんだ？」
最近は出かけるにしても自動車が主で、
新幹線の利用もF1を観に鈴鹿に行くときに利用したのが
最後だと思う。それももう１０年以上前だろう。
車内のFM放送で「Another Orion」が流れていたのを覚えている。

　では、何の事を言っているのだろう。
勘のいい人はおわかりだろう。
ラジオ番組のことである。
ANA（当時は全日空）は昨年復活した
当ブログでもおなじみ「ミュージックスカイホリデー」。
最近お世話になっているのは、月～木、２４：００から３０分間
J-WAVEで放送している「Midnight Train」。
そう、JALが提供している、以前聞いていた「JET STREAM」の裏番組となっている。
気がかりとはこの伝説の番組の事。
JAL（日本航空は持株会社）は、スポンサーを降りるということに成ってしまうのだろうか。
おなじみ城達也亡き後、ダッヂロールを繰り返し、
「ハハハ、ヤマトの諸君」の伊武雅刀で持ち直し
昨年の４月から大沢たかおが「機長」を務めている。
その「JET STREAM」がイージーリスニングを中心に
ポップスも流すというスタイルをとるのに対し、
「Midnight Train」は「ライブパフォーマンスとの一期一会」をコンセプトにしており、
私のお気に入りの「BLUENOTE東京」等のライブハウスでのライブ録音も流され、
聴きごたえのある内容となっている。
Jazzのセッションが聴けることも多く、一日の放送時間は短いが、こちらを聞いてしまう。

　それに、なんといってもパーソナリティー。
「JET STREAM」が大沢たかお。
「Midnight Train」は、奥貫薫。
当然、「Midnight Train」を聴くでしょう。（結局はそこが決め手かよ！）
「Midnight Train」が終わった後、３０分だけだけど聴くようにするから、
「JET STREAM」、やめないでほしい。
（あ、別に番組続くなら、スポンサーJALじゃなくてもいいや。）


懐かしの城達也


Midnight Trainのオープニングテーマ曲

番組のオープニングでは汽笛が鳴って、哀愁漂うつくりになってます。
そこだけでも、ぜひ聞いてみてください。