昔の彼女に会うのなら～ミュージックスカイホリデー２００９を聴いて～

何と言ったらいいのだろう。
　昔付き合ってた女の子に久しぶりに会って、
　あの頃みたいで結構いい感じだ、と最初は思っていたのだけれど、
　少しお茶飲んで話してみると、
　今付き合っているらしい男の好みがだんだんはっきりと出てきて、
　「あ、昔と違う」と失望感を感じている　
というようなものだろうか。
　今日は野球の中継が入ってしまったため、
結局「ミュージックスカイホリデー２００９」は２回の放送となってしまった。
全部聴いてから、感想を書こうと思っていた。

　何で上記のような感じを抱いてしまったかというと、
昔の放送の時には、選曲の流れがあって、「スペシャルフライト」が真ん中にあり
最初邦楽がかかったら続いて洋楽、その次には邦楽と交互に流れ、
「スペシャルフライト」の後も邦楽、洋楽が交互にかかっていたのではなかったか。
少なくとも３分の１ぐらいは洋楽がかかっていたのではなかろうか。
ところが今回は６月９日の放送では邦楽のリクエストが数曲かかり
残りはすべてオフコースもしくは小田和正となってしまった。
そして１２日の放送では邦楽の他のリクエストもかからず、
すべて中島みゆきと松山千春だけになってしまった。
もちろん各々のアーティストの曲はリクエストされたものとなっているが、
特定のアーティストの曲だけかけるのなら「ミュージックスカイホリデー」の名前は
使わないで欲しかった。
１日目の放送でもはじめの方ではオフコース小田和正以外のリクエストも受付けていると
そらまめさんは言っていたが結局それ以外のアーティストの曲はかからず、
２日目の放送では、はじめから、中島みゆき・松山千春以外のリクエストは
受付けていないようだった。

２日間で洋楽は１曲もかからなかった。洋楽の選曲も楽しみだったのに。
もう昔の「ミュージックスカイホリデー」ではなかった。
もう、昔の彼女はそこには居なかった。
残念だけれども…。

「夢はさわらぬ方がいい　いたずらに　いたずらに」


「昔の彼に会うのなら」